キャリアコンサルタントの役割

キャリアコンサルタントは、一人ひとりが自分らしいキャリアを築き、安心して未来を描けるように支援する専門家です。
その役割は大きく3つあります。
1.自己理解のサポート
自分自身の価値観や強み、適性を整理し、培われた自分自身の価値、強味への気づき、そして自分らしい方向性を見つける為のお手伝いをします。
2.職業理解のサポート
一つ一つの職業に必要な経験、スキル、仕事の範囲、周囲とのかかわりあいについてお話を聞きします。
そしてご自身がすでに就いておられる職業についてあるいは、未経験の職業について深く理解するお手伝いをします。
3.情報提供と気づきの提供
進路や職業、学び方、働き方に関する最新の情報や、行政の制度などについてお伝えし、ご自身の選択肢を広げるきっかけをつくります。
4.行動への伴走
将来に向けた目標を明確にし、その実現に向けて一歩を踏み出すための行動計画づくりを支援します。
キャリアコンサルティングは、学生や社会人だけでなく、保護者や企業、学校など幅広い場面で役立つものです。人生の節目や日常の小さな迷いのときにも、気軽に相談できる「キャリアの伴走者」として寄り添うことが、キャリアコンサルタントの役割です。
キャリアコンサルタントの名称占有
職業能力開発促進法に規定されたキャリアコンサルタントでない方は、「キャリアコンサルタント」又はこれに紛らわしい名称(※1)(※2)を用いることができません。これに違反した者は、 30 万円以下の罰金に処せられます。(出所:厚生労働省)
(※1) 紛らわしい名称の例として
- 「キャリア・コンサルタント」(キャリアとコンサルタントの間に点をつけている)
- 「キャリアコンサルタント○○」(キャリアコンサルタント専門士、キャリアコンサルタント担当等など文字を足している)
- 「キャリア○○コンサルタント」(キャリア形成コンサルタント等、間に文字を挟んでいる)
- 「○○キャリアコンサルタント」(職業キャリアコンサルタント等、キャリアコンサルタントという資格の前に文字を足している)
- 「○○キャリコン(標準キャリコン等)」(一般にキャリコンはキャリアコンサルタントの略称として広まっている)
- 「キャリアコンサル」等(略すことで有資格者と誤認を誘うケース)
(※2) いわゆる標準レベルのキャリア・コンサルタントであった方についても、キャリアコンサルタント名簿に登録していなければ、「キャリアコンサルタント」と名乗ることができませんのでご留意ください。またキャリアコンサルタント試験に合格した後に登録しなければキャリアコンサルタントとは名乗れません。
キャリアコンサルタントの倫理綱領
TOMONI Careerのキャリアコンサルタントは特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会の登録キャリアコンサルタントです。この協議会ではキャリアコンサルタントの倫理綱領が定められており、登録キャリアコンサルタントはそれに従うことになります。倫理綱領についてはこちら(特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会)をご覧ください。また、キャリアコンサルタントには守秘義務が課せられています。守秘義務の詳細については、倫理綱領の5条をご覧ください。
