進路についての家庭での会話

改まってお子さんと進路の話を始めるなんてちょっとどこかお互いにぎこちない雰囲気で始まる気がしませんか?
進路の話が必要な時期はほとんど思春期と重なります。お子さん自身も自分の考えがまとまらない。一方で夢を追いたい自分がいて、もう一方で成長している自分らしくいなきゃいけないから・・・とお子さまなりに感じ考えている時期ですから、言いたいことも言えないのは不思議ではありません。

そんな時期に「進路どうするんだ?」と問われても、考えもまとまっていない上になかなか本音が言える物ではありません。夢の話をすれば、いつまで子どもみたいなことを言ってるんだと言われてしまう、ちゃんと考えている自分、大人として認めてもらいたい成長している自分を見せたいけども、考えもまとまっていない時、ついつい邪魔くさくなって「そんなことわかってる、考えてる」と言うだけでそれ以上の会話を避けてしまいます。保護者の立場からすれば、どれだけ心配しているのか伝わっていないことに少々苛立ちたくもなるもので、お互いに素直になれなくなるなんて珍しくありませんね。

ため息の一つもつきたくなる子どもの進路。どうやって子どもに接すればいいのでしょうか?

TOMONI Careerではその悩みをもつ保護者の方に対する直接的な回答は提供していません。なぜなら進路は100人いれば100通りあるものですし、特に進学などの進路選択は通過点でしかないと考えるからです。TOMONI Careerは進路を選んだ後の過ごし方が肝心だと考えます。つまり、何のためにその進路を選ぶのか?を普段から考えておくことが重要だと考えているのです。学校の勉強、家族との会話、周囲の人たちと過ごす時間の中で本人が本人のキャリア形成を進める中で何を感じるかがより重要だと考えます。

多くの保護者のみなさんはこれまでにご自身の進路で悩まれたりいろいろと考えられたことがおありだと思います。そしてお子様と進路についてお話されるときにはご自身の経験や周囲からの話、インターネットなどの情報を参考にお話されていると思います。しかしどうでしょうか、それらの情報はお子さま本人の自立心やキャリア形成に役立つでしょうか。

TOMONI Careerでは保護者の方に向けた、進路相談の時の会話の進め方やその準備のご相談を承っています。また保護者の方の承諾をいただいた上で、お子さまご本人とのキャリア面談も承っています。